2010年07月17日
グリップの違いによるトップスピンの打ち方
妻がテニスをしていたころは、フラットが主流でしたが、最近テニスを始めると必ずトップスピンを覚えさせられます。かくいう私も、1年半ほど前に自己流でテニスを始めた頃は、フラットで思い切りボールを叩いていたため、コースに決まれば相手は打ち返してこれないのですが、アウトやネットにかかることも多かったため、DAVIDに習い始めて、スイングを矯正されちゃいました。
いうまでもなく、トップスピンとはドライブ回転を強くかけることで、ボールの軌道を下方向に変化させるテクニックです。ドライブと言えば、キャプテン翼のドライブシュート
あんなシュートが打ちたいとよく練習したものですが、なかなか漫画のようにゴール2メートル手前から急激に3メートルくらいも落ちるようなドライブシュートを打つなんていうのはほぼ神業に近いものです。一方、テニスの場合、案外簡単にトップスピンを打つことができ、ググッっとボールを曲げてコート内にビシッと決めることができます

そんなトップスピンを打つコツはというと、よく本では、基本はラケットヘッドを落とすようにして「下から上へスイング!」と書かれてます。これって半分当たっているけど、半分は間違っているんじゃないかと思います。
じゃあどこが間違っているのか。
答えは、これってグリップの握り方で変るということです。
下から上へのスイングは、セミウエスタングリップの場合、鋭いスピンがかかりますが、ウエスタングリップでそんなことをやろうものなら、ネットどころか打った瞬間地面にたたきつけることになります。
セミウエスタングリップはウエスタングリップよりも少し薄いグリップですが、このグリップでスイングした場合、ボールをインパクトする際ラケット面を地面に対して垂直にしやすいという特徴があります。つまり、特に意識しなくても普通にスイングをすれば地面に対して垂直にボールをインパクトできます。したがって、セミウエスタングリップで握っている人は、「下から上へ」のスイングイメージで正しいトップスピンがかけられることになります。
では、ウエスタングリップだとなぜ下から上へのスイングだと問題があるのかということですが、セミウエスタンで降った時にちょうど垂直に当たるということは、ウエスタンの場合、インパクトの瞬間はラケット面がかぶせ気味になっているということになります。したがって、ウエスタングリップで握っている人の場合は、意識してインパクト時のラケット面を垂直にする意識が必要となります。具体的には、グリップ面を相手に見せるようにして打つ感じでしょうか。
さらに、このグリップでスピンをかけるためには、インパクトまではレベルスイングで、インパクトと同時にワイパースイング(車のワイパーのような動きです)をすればパワーがあるトップスピンが打てます。ちなみにワイパースイングを意識してやるとうまくスピンがかかりません。ワイパースイングはレベルスイングの結果として生まれるものです。
なお、どちらのグリップがトップスピンにあっているのかというのは個人個人が求めるものによって違うと思います。
スピードを重視したいひとは、セミウエスタン、スピンを重視したい人はウエスタンということになります。ナダルはグリグリのトップスピンをかけますが、彼のグリップは極端なウエスタングリップでそれであれだけのスピードをもったスピンショットを打てるのは彼の筋力によるものでしょう。普通の人が真似をすればすぐに肘がやられます。
ちなみに私は、スピード重視ということでセミウエスタンでうってます。ただし、なんとなくロブが打ちにくい感じがします。
いうまでもなく、トップスピンとはドライブ回転を強くかけることで、ボールの軌道を下方向に変化させるテクニックです。ドライブと言えば、キャプテン翼のドライブシュート



そんなトップスピンを打つコツはというと、よく本では、基本はラケットヘッドを落とすようにして「下から上へスイング!」と書かれてます。これって半分当たっているけど、半分は間違っているんじゃないかと思います。
じゃあどこが間違っているのか。
答えは、これってグリップの握り方で変るということです。
下から上へのスイングは、セミウエスタングリップの場合、鋭いスピンがかかりますが、ウエスタングリップでそんなことをやろうものなら、ネットどころか打った瞬間地面にたたきつけることになります。
セミウエスタングリップはウエスタングリップよりも少し薄いグリップですが、このグリップでスイングした場合、ボールをインパクトする際ラケット面を地面に対して垂直にしやすいという特徴があります。つまり、特に意識しなくても普通にスイングをすれば地面に対して垂直にボールをインパクトできます。したがって、セミウエスタングリップで握っている人は、「下から上へ」のスイングイメージで正しいトップスピンがかけられることになります。
では、ウエスタングリップだとなぜ下から上へのスイングだと問題があるのかということですが、セミウエスタンで降った時にちょうど垂直に当たるということは、ウエスタンの場合、インパクトの瞬間はラケット面がかぶせ気味になっているということになります。したがって、ウエスタングリップで握っている人の場合は、意識してインパクト時のラケット面を垂直にする意識が必要となります。具体的には、グリップ面を相手に見せるようにして打つ感じでしょうか。
さらに、このグリップでスピンをかけるためには、インパクトまではレベルスイングで、インパクトと同時にワイパースイング(車のワイパーのような動きです)をすればパワーがあるトップスピンが打てます。ちなみにワイパースイングを意識してやるとうまくスピンがかかりません。ワイパースイングはレベルスイングの結果として生まれるものです。
なお、どちらのグリップがトップスピンにあっているのかというのは個人個人が求めるものによって違うと思います。
スピードを重視したいひとは、セミウエスタン、スピンを重視したい人はウエスタンということになります。ナダルはグリグリのトップスピンをかけますが、彼のグリップは極端なウエスタングリップでそれであれだけのスピードをもったスピンショットを打てるのは彼の筋力によるものでしょう。普通の人が真似をすればすぐに肘がやられます。
ちなみに私は、スピード重視ということでセミウエスタンでうってます。ただし、なんとなくロブが打ちにくい感じがします。