2010年07月25日
薄いグリップのすすめ
サービスが上手なプレーヤーは必ず薄いグリップでラケットを握っています。この薄い、厚いという言い方は非常に独特ですが、簡単にいえば、薄いというのは、ラケットのフェース面が上向き、厚いというのはフェース面が下向きのことを言います。

では、具体的に写真で確認します。微妙に写真がずれてしまっていますがご容赦ください。親指と人差し指の付け根のV字の部分がラケットのどこの部分に当たるのかを説明するために線を引き番号を振ってます。番号は下のグリップの断面図の番号に一致してます。まず1番左が、薄い握りの「コンチネンタルグリップ」です。Vの字は⑧となります。このグリッではサーブのほか、ボレーでも使います。
2番目がやや厚目の「イースタングリップ」。フラットで打ちやすく初心者の方が良く使うと言われてます。番号は①になります。
3番目が厚めの「セミウエスタングリップ」で番号は②、4番目がウエスタングリップで番号は③になります。これらのグリップはスピン系の打球を打つ人に適しています。

コンチネンタルグリップがサーブに適している理由としては2つあります。一つは、体幹をひねることで始まる運動連鎖がしやすいことです。下半身→体幹→肩→肘→腕→手首→ラケットと徐々に力を増していき、最後に大きな力をボールに伝えることできます。
もう一つは、普通に打つだけで自然とボールにスピン回転がかけられることです。回転をかけることでボールが大きく落下し、安全なサーブを打つことが可能となります。また、回転量を調節できるため、厚い握りと比べて多種多様な球種のサーブを打てることにも特徴があります。
一方、厚いグリップのサーブの場合、コンパクトなスイングで比較的容易にサーブができるため、初心者の方の多くがこの打ち方でサーブを行ってます。単に遊びでやる分にはこれでも十分だと思いますが、本格的に始める場合には、この方法では上達に限界があり、やはり薄い握りでのサーブを最初から覚えた方がよいと思います。
というのは、薄い握りのサーブと厚い握りのサーブでは、動作の方向(体の向き、スイング、リズムなど)が全く異なっており、一旦厚い握りのサーブを覚えた人が薄い握りのサーブに変えることはかなりの努力が必要となるからです。
今日はグリップについてなのでここまでです。
ところで、ものの本によっては、コンチネンタルグリップとイースタンの差がないものがあったりします。一般的に包丁を握るように握るのがコンチネンタルと言われていますが、私の場合、包丁の握り方はイースタンに近く、かつ、人差し指が刃先に伸びています。ボレーのときは人差し指を伸ばしたりしますが、サーブのときは伸ばしません。誰がいったのかわかりませんが、こういう例えって実は人それぞれ違うんじゃないかと思ったりします。

では、具体的に写真で確認します。微妙に写真がずれてしまっていますがご容赦ください。親指と人差し指の付け根のV字の部分がラケットのどこの部分に当たるのかを説明するために線を引き番号を振ってます。番号は下のグリップの断面図の番号に一致してます。まず1番左が、薄い握りの「コンチネンタルグリップ」です。Vの字は⑧となります。このグリッではサーブのほか、ボレーでも使います。
2番目がやや厚目の「イースタングリップ」。フラットで打ちやすく初心者の方が良く使うと言われてます。番号は①になります。
3番目が厚めの「セミウエスタングリップ」で番号は②、4番目がウエスタングリップで番号は③になります。これらのグリップはスピン系の打球を打つ人に適しています。

コンチネンタルグリップがサーブに適している理由としては2つあります。一つは、体幹をひねることで始まる運動連鎖がしやすいことです。下半身→体幹→肩→肘→腕→手首→ラケットと徐々に力を増していき、最後に大きな力をボールに伝えることできます。
もう一つは、普通に打つだけで自然とボールにスピン回転がかけられることです。回転をかけることでボールが大きく落下し、安全なサーブを打つことが可能となります。また、回転量を調節できるため、厚い握りと比べて多種多様な球種のサーブを打てることにも特徴があります。
一方、厚いグリップのサーブの場合、コンパクトなスイングで比較的容易にサーブができるため、初心者の方の多くがこの打ち方でサーブを行ってます。単に遊びでやる分にはこれでも十分だと思いますが、本格的に始める場合には、この方法では上達に限界があり、やはり薄い握りでのサーブを最初から覚えた方がよいと思います。
というのは、薄い握りのサーブと厚い握りのサーブでは、動作の方向(体の向き、スイング、リズムなど)が全く異なっており、一旦厚い握りのサーブを覚えた人が薄い握りのサーブに変えることはかなりの努力が必要となるからです。
今日はグリップについてなのでここまでです。
ところで、ものの本によっては、コンチネンタルグリップとイースタンの差がないものがあったりします。一般的に包丁を握るように握るのがコンチネンタルと言われていますが、私の場合、包丁の握り方はイースタンに近く、かつ、人差し指が刃先に伸びています。ボレーのときは人差し指を伸ばしたりしますが、サーブのときは伸ばしません。誰がいったのかわかりませんが、こういう例えって実は人それぞれ違うんじゃないかと思ったりします。
2010年07月17日
サーブはバックサイドに
以前DAVIDのレッスンを受けていたときに、サーブ練習をしたんですが、その際にどこを狙うべきか質問したところ、”レシーバーのバックサイドを狙え”とのことでした。
「バックハンド側を狙う理由」
バックハンドを狙ってサーブを打つ理由はなんでしょうか。
まずは、なんだかんだ言ってバックハンドが苦手な人は多いということが理由の一つとして挙げられます。特にデュースサイドからのバックハンドへのサーブをクロス方向に流してリターンするのは非常に難しく有効といえます。アドサイドの場合は、デュースサイドよりも比較的リターンしやすいですが、外に逃げていくサーブを打つことで次の展開がしやすくなります。
上記のように単純なリターンミスが狙えるという利点とともに、コースが比較的限定されるため、前衛がボレーしやすい甘いリターンになりがちです。仮にうまく返したとしても、それでエースをとられるということはまれで、サーバー側が引き続き有意な立場になります。
「重要なことはスピードよりもコース」
バックハンドを狙うサーブは基本はスピンサーブとなります。特に全力で打つ必要はなく、スピードは抑え気味にして確実にバックハンド側を狙っていきましょう。サーブの配球は、デュースサイドの場合は、とにかくセンター狙い、アドサイドはワイド狙いとなります。毎回同じコースだと読まれてしまうため、たまに逆コースやボディを狙ってみるのも有効です。なんといってもテニスは駆け引きのスポーツですから。なお、前衛は、ポーチにでてボレーで仕留める動きも必要となります。
なかなか狙った所にうつのは難しいですが、頑張って練習しましょう。
「バックハンド側を狙う理由」
バックハンドを狙ってサーブを打つ理由はなんでしょうか。
まずは、なんだかんだ言ってバックハンドが苦手な人は多いということが理由の一つとして挙げられます。特にデュースサイドからのバックハンドへのサーブをクロス方向に流してリターンするのは非常に難しく有効といえます。アドサイドの場合は、デュースサイドよりも比較的リターンしやすいですが、外に逃げていくサーブを打つことで次の展開がしやすくなります。
上記のように単純なリターンミスが狙えるという利点とともに、コースが比較的限定されるため、前衛がボレーしやすい甘いリターンになりがちです。仮にうまく返したとしても、それでエースをとられるということはまれで、サーバー側が引き続き有意な立場になります。
「重要なことはスピードよりもコース」
バックハンドを狙うサーブは基本はスピンサーブとなります。特に全力で打つ必要はなく、スピードは抑え気味にして確実にバックハンド側を狙っていきましょう。サーブの配球は、デュースサイドの場合は、とにかくセンター狙い、アドサイドはワイド狙いとなります。毎回同じコースだと読まれてしまうため、たまに逆コースやボディを狙ってみるのも有効です。なんといってもテニスは駆け引きのスポーツですから。なお、前衛は、ポーチにでてボレーで仕留める動きも必要となります。
なかなか狙った所にうつのは難しいですが、頑張って練習しましょう。
2010年07月17日
スピンサーブの打ち方
先日スライスサーブの打ち方について書きましたが、今回はスピンサーブについて書きたいと思います。スピンサーブは、ストロークにおけるトップスピンと同じく、進行方向と同じ方向に回転する順回転するサーブです。
ドライブ回転をかけるため、打球は大きな山なりの軌道になるのでかなり入れやすいサーブです。スピードは遅くなりますが、バウンドした後に大きく跳ねるので相手はリターンがしにくくなります。このため、スピンサーブはスライスサーブ同様、非常に安定性の高いサーブで主にセカンドサーブとして用いられます。
サーブというのは、テニスの動きの中で一番複雑であり、サーブに悩んでいる人も多いと思います。ファーストサーブはフラットで思い切り打ち、それが失敗した場合は、ダブルフォルトにしないようにセカンドサーブはスイングスピードを加減したいわゆる羽つきサーブをしている人をよく見かけますが、対戦相手のレベルが高い場合、そういったサーブは打ち込まれるだけです。
そこで、このスピンサーブです。ボールにスピン回転をかけることで、成功率が高く、さらに、打ち込まれにくいサーブを身につけましょう。
では、スピンサーブの打ち方です。
「グリップ」
前述したように、スピンサーブはドライブ回転のかかったサーブなので、トップスピン同様、ボールに対してラケットを下から上へスイングする必要があります。グリップの握りは、サーブの基本的な握り方であるコンチネンタル(“包丁握り”)でOKです。
「トス」
ラケットを下から上へスイングするためには、右利きの場合は体の左側にトスを上げる必要があります。試しに下から上へ抜けるようなスイングをしてみるとわかりやすいかと思います。極端に後ろにあげる選手もいますが、腰に負担がくるので最初は、トスの位置はフラットサーブよりもやや後ろ、頭の真上方向がいいかと思います。
「スイング」
トスを上げた後は、前方に体重移動しながら、ラケット面を下から上へスイング。ボールの下の方からラケットの面を入れていき、下から上へボールを滑らせて回転をかけます。しっかりとした回転をかけてボールを落とすため他のサーブよりも打点は若干低くなります。トスをあげて、落ちてきますが、打つのをじっと我慢して、もうこれより下だと打てないなーというところで当てるとよくスピンがかかったサーブになるかと思います。逆に回転がかかりすぎてスピードがないようであれば打点をもう少しあげるといいかと思います。スイングは右ひじを支点にやや右の方へ振り出します。
「インパクト」
インパクトのときにラケットの面を垂直に保ちましょう。
スピンサーブは覚えるまではちょっと難しいですが、覚えてしまえば有効なセカンドサーブとなります。
ドライブ回転をかけるため、打球は大きな山なりの軌道になるのでかなり入れやすいサーブです。スピードは遅くなりますが、バウンドした後に大きく跳ねるので相手はリターンがしにくくなります。このため、スピンサーブはスライスサーブ同様、非常に安定性の高いサーブで主にセカンドサーブとして用いられます。
サーブというのは、テニスの動きの中で一番複雑であり、サーブに悩んでいる人も多いと思います。ファーストサーブはフラットで思い切り打ち、それが失敗した場合は、ダブルフォルトにしないようにセカンドサーブはスイングスピードを加減したいわゆる羽つきサーブをしている人をよく見かけますが、対戦相手のレベルが高い場合、そういったサーブは打ち込まれるだけです。
そこで、このスピンサーブです。ボールにスピン回転をかけることで、成功率が高く、さらに、打ち込まれにくいサーブを身につけましょう。
では、スピンサーブの打ち方です。
「グリップ」
前述したように、スピンサーブはドライブ回転のかかったサーブなので、トップスピン同様、ボールに対してラケットを下から上へスイングする必要があります。グリップの握りは、サーブの基本的な握り方であるコンチネンタル(“包丁握り”)でOKです。
「トス」
ラケットを下から上へスイングするためには、右利きの場合は体の左側にトスを上げる必要があります。試しに下から上へ抜けるようなスイングをしてみるとわかりやすいかと思います。極端に後ろにあげる選手もいますが、腰に負担がくるので最初は、トスの位置はフラットサーブよりもやや後ろ、頭の真上方向がいいかと思います。
「スイング」
トスを上げた後は、前方に体重移動しながら、ラケット面を下から上へスイング。ボールの下の方からラケットの面を入れていき、下から上へボールを滑らせて回転をかけます。しっかりとした回転をかけてボールを落とすため他のサーブよりも打点は若干低くなります。トスをあげて、落ちてきますが、打つのをじっと我慢して、もうこれより下だと打てないなーというところで当てるとよくスピンがかかったサーブになるかと思います。逆に回転がかかりすぎてスピードがないようであれば打点をもう少しあげるといいかと思います。スイングは右ひじを支点にやや右の方へ振り出します。
「インパクト」
インパクトのときにラケットの面を垂直に保ちましょう。
スピンサーブは覚えるまではちょっと難しいですが、覚えてしまえば有効なセカンドサーブとなります。
2010年07月14日
スライスサーブの打ち方
初心者の多くは,握りの厚いフラットサーブを打つ傾向が強いですが,フラットサーブは確かに速いサーブは打てるモノの確率的には非常に悪く,かつ,相手にとっては打ちやす(合わせやすい)ボールであることも事実です。
そこで,初心者の場合,まずはスライスサーブをマスターするのが上達の早道だと言われています。スライスサーブはちゃんと覚えれば入る確率が非常に高いし,1stにも2ndサーブにも使えて、応用範囲の広いサーブですから。
スライスサーブの打ち方について書いてみたいと思います。
「グリップ」
ラケットの持ち方はサーブの種類を問わず基本はコンチネンタルだと言われていますが,スライスサーブでは特にこの握り方が重要となります。コンチネンタルグリップはいわゆる“包丁握り”のことです。ラケットを握る手の親指と人差し指の間の「Vの字」の部分が,エッジの部分と同一線上にくる握り方となります。ちなみにボレーの握り方もこれになります。
「スタンス」
スタンスですが,立つ方向に注意が必要です。初心者の多くは,体が正面を向いていますが,これでは,握りの厚いフラットサーブしか打てないし,打点も低くなってしまいます。ラケットを振っていく方向とボールの飛ぶ方向が異なりますので,体は少し右向きになって立つのがベストとなります。スタンスの幅は肩幅です。
「トス」
トスを上げる方向ですが,自分の頭より右前になります。まあ,人によって異なるので一概にはいえないんですが,私の場合,フラットサーブやスピンサーブと比べると相当右側に上げます。ただし,あまりに右にあげすぎてラケットが寝てしまうとボールに勢いがなくなってしまうので注意が必要です。また,トスの高さは高すぎると,落ちてくるボールに運動エネルギーが加わり速度が増すため合わせにくいので,ちょっと低めのボールであがってほぼ止まっているボールを打つ方が回転はかけやすいと思います。
「テイクバック」
テイクバックからインパクトにかけて,ラケットを背中の後ろから引き出して,ラケットのフレームの前側をボールに当てるような感じで振っていきます。例えていうなら,忍者が背中にしょった刀で敵を切るような感じでしょうか。まあ,これはどの打ち方でもほぼ一緒なんですが。自分の体は少し右側を向いて立っているため,ラケット面の振り出しは審判台の方向になります。審判にぶつける感じで振っていきましょう。
「フォワードスイング」
スライスサーブの場合,どうしてもボールに回転をかけたいがゆえにラケットを外から回すようにスイングする人がいますが無駄です。大きなスイングで真っ直ぐに振り出してください。
「インパクト」
インパクトは必ずラケットをボールに斜めに当てることがもっとも重要です。基本これだけ守ってもスライスサーブは打てるはずです。その他の注意点としては,ラケットをボールに当てる瞬間まで頭は動かさず,しっかりとボールを直視して当てにいくことです。初心者にありがちなのは,ここで目を打つ方向に向けてしまうことです。そうなるとバランスが崩れてしまって良いサーブが打てません。それから,スイングする際は無駄に力をいれないことです。力をいれると逆に力むだけでいいサーブがうてません。
「プロネーション」
腕の回内とか内転といわれる,つまりスイングのときに親指を徐々に内側から回すようにして,ラケットフェイスを内側から外側に向ける動作のことです。この動作によってボールに爆発的なエネルギーが生まれます。このプロネーションをギリギリに遅らせるほどにボールに力が加わります。まああまりに遅すぎるとフレームショットになるんですが。
「フォロースルー」
そのまま後ろから前へのラケットの軌道を変えずにフォロースルーします。当然まだ目線はインパクトの当たりをみていて着地のあたりでようやく打った方向をみる感じになります。つまりそこまで頭は動かさないということが重要です。
そこで,初心者の場合,まずはスライスサーブをマスターするのが上達の早道だと言われています。スライスサーブはちゃんと覚えれば入る確率が非常に高いし,1stにも2ndサーブにも使えて、応用範囲の広いサーブですから。
スライスサーブの打ち方について書いてみたいと思います。
「グリップ」
ラケットの持ち方はサーブの種類を問わず基本はコンチネンタルだと言われていますが,スライスサーブでは特にこの握り方が重要となります。コンチネンタルグリップはいわゆる“包丁握り”のことです。ラケットを握る手の親指と人差し指の間の「Vの字」の部分が,エッジの部分と同一線上にくる握り方となります。ちなみにボレーの握り方もこれになります。
「スタンス」
スタンスですが,立つ方向に注意が必要です。初心者の多くは,体が正面を向いていますが,これでは,握りの厚いフラットサーブしか打てないし,打点も低くなってしまいます。ラケットを振っていく方向とボールの飛ぶ方向が異なりますので,体は少し右向きになって立つのがベストとなります。スタンスの幅は肩幅です。
「トス」
トスを上げる方向ですが,自分の頭より右前になります。まあ,人によって異なるので一概にはいえないんですが,私の場合,フラットサーブやスピンサーブと比べると相当右側に上げます。ただし,あまりに右にあげすぎてラケットが寝てしまうとボールに勢いがなくなってしまうので注意が必要です。また,トスの高さは高すぎると,落ちてくるボールに運動エネルギーが加わり速度が増すため合わせにくいので,ちょっと低めのボールであがってほぼ止まっているボールを打つ方が回転はかけやすいと思います。
「テイクバック」
テイクバックからインパクトにかけて,ラケットを背中の後ろから引き出して,ラケットのフレームの前側をボールに当てるような感じで振っていきます。例えていうなら,忍者が背中にしょった刀で敵を切るような感じでしょうか。まあ,これはどの打ち方でもほぼ一緒なんですが。自分の体は少し右側を向いて立っているため,ラケット面の振り出しは審判台の方向になります。審判にぶつける感じで振っていきましょう。
「フォワードスイング」
スライスサーブの場合,どうしてもボールに回転をかけたいがゆえにラケットを外から回すようにスイングする人がいますが無駄です。大きなスイングで真っ直ぐに振り出してください。
「インパクト」
インパクトは必ずラケットをボールに斜めに当てることがもっとも重要です。基本これだけ守ってもスライスサーブは打てるはずです。その他の注意点としては,ラケットをボールに当てる瞬間まで頭は動かさず,しっかりとボールを直視して当てにいくことです。初心者にありがちなのは,ここで目を打つ方向に向けてしまうことです。そうなるとバランスが崩れてしまって良いサーブが打てません。それから,スイングする際は無駄に力をいれないことです。力をいれると逆に力むだけでいいサーブがうてません。
「プロネーション」
腕の回内とか内転といわれる,つまりスイングのときに親指を徐々に内側から回すようにして,ラケットフェイスを内側から外側に向ける動作のことです。この動作によってボールに爆発的なエネルギーが生まれます。このプロネーションをギリギリに遅らせるほどにボールに力が加わります。まああまりに遅すぎるとフレームショットになるんですが。
「フォロースルー」
そのまま後ろから前へのラケットの軌道を変えずにフォロースルーします。当然まだ目線はインパクトの当たりをみていて着地のあたりでようやく打った方向をみる感じになります。つまりそこまで頭は動かさないということが重要です。
2010年02月16日
プロネーションの重要性
昨年の今頃は、毎朝、早起きして、1時間半ほどみっちりサーブ練習をしていました。その甲斐あってか、10月の大会では、それなりにエースがとれていたわけですが、どうも昨年末から、なんだか疲れがでてきたのか、試合になると威力のあるサービス、あるいはエース級のサーブが打ち込めなくなってきました。
ということで、この前コーチのDAVIDに相談したところ、「サービスのインパクトの瞬間に、右手の腕時計(しているつもりで)を見るようにしてみなさい」とアドバイスされました。インパクトの瞬間に、肘を中心として、ラケットヘッドを外側に向ける(右手の甲が自分のほうに向くように意識してひねる)。つまりプロネーション(腕の回内運動)を効かせるということです。これを一番わかりやすく例えたのが「腕時計を見る」のようです。
練習では、かなり意識してプロネーションをつかっているため、サービスラインギリギリでバウンドした後、後方のネットフェンスにまで跳ね上がっていくのですが、試合になると、エースをとるぞという意識が強く逆に変に力が入りすぎて、プロネーションがまったく出来ていなかったようです。
プロネーションを使うと、ボールを打った後、ラケットの慣性により、ラケットに引っ張られて腕も一緒にフォロースルーを行うことになります。ラケットヘッドを返すことで、ラケットヘッドのスイングスピードは上がっていくため、より威力のある速いサービスになります。ラケットが体の正面ではなく外側に出ていれば、プロネーションを上手に行えた事になります。ただ、自分でやっていてもいまいちよくわからないため、人にみてもらう必要があるかもしれません。
当分は、3月に大会があるので、それまで、意識して、プロネーションを使ったサーブを練習したいと思います。
ということで、この前コーチのDAVIDに相談したところ、「サービスのインパクトの瞬間に、右手の腕時計(しているつもりで)を見るようにしてみなさい」とアドバイスされました。インパクトの瞬間に、肘を中心として、ラケットヘッドを外側に向ける(右手の甲が自分のほうに向くように意識してひねる)。つまりプロネーション(腕の回内運動)を効かせるということです。これを一番わかりやすく例えたのが「腕時計を見る」のようです。
練習では、かなり意識してプロネーションをつかっているため、サービスラインギリギリでバウンドした後、後方のネットフェンスにまで跳ね上がっていくのですが、試合になると、エースをとるぞという意識が強く逆に変に力が入りすぎて、プロネーションがまったく出来ていなかったようです。
プロネーションを使うと、ボールを打った後、ラケットの慣性により、ラケットに引っ張られて腕も一緒にフォロースルーを行うことになります。ラケットヘッドを返すことで、ラケットヘッドのスイングスピードは上がっていくため、より威力のある速いサービスになります。ラケットが体の正面ではなく外側に出ていれば、プロネーションを上手に行えた事になります。ただ、自分でやっていてもいまいちよくわからないため、人にみてもらう必要があるかもしれません。
当分は、3月に大会があるので、それまで、意識して、プロネーションを使ったサーブを練習したいと思います。
2010年02月12日
スピンサーブ
サーブには、フラットサーブ、スライスサーブ、スピンサーブと多々ありますが、私は、1stはナチュラルスピンサーブ、2ndは、スライスサーブ又はスピンサーブで打つことが多いです。
私のようなレベルでは、フラットでもたかだか150~160km程度しかスピードがでませんので、なるべくいろんな球種を混ぜたりコースをつくことでエースをとれないまでも、オープンスペースをつくるようにしてます。
試合の際、同じサーブばかりではいくら速くても(私のサーブはのろのろですが・・・)、何度も打てば、読まれてしまうので、緩急をつけたり、コースをつくことは非常に重要です。
比較的、打ちやすいスライスサーブとちがって、スピンサーブは、素人にハードルが高そうなイメージがありますが、慣れてしまうと結構簡単に打てます。
そんなスピンサーブのメリットとしては、
①順回転をかけるため、思い切りスイングすればするほど、フォルトの確率が低くなる。
②スイングスピードが速いほど、回転量が増えバウンド後跳ね上がり、相手にとっては、高い打点で打たざるをえず返しにくい。
③滞空時間が長いので、サーブアンドボレーに適している。があります。
逆にデメリットは、
①スイングスピードが遅いと、回転量が少なくなりあまり跳ね上がらないため、相手の打ち頃の球になってしまう。
②フラットサーブに比べるとスピードが多少遅いため、速いテンポで打ち返されやすい。
デメリットの①については、スピンサーブのデメリットというよりも、中途半端なスピンサーブのデメリットですね。
スピンサーブの打ち方のポイントは以下のとおり。
①コンチネンタルグリップ
どのサーブでもそうですが、コンチネンタルグリップにすることで、リストを自然に使え、内転が使えるため、よりスイングスピードが上がり、適度の打球面で打球出来ます。
②クローズドスタンス
スタンスはクローズドスタンスで横向きになることが重要です。スクエアスタンスだと体が開きやすくなり、スイングがネット方向にいってしまうため、スライスまたはフラットにあたりやすくなります。
③トスは頭の後ろ
スイングをベースラインに対して平行にし、下から上にスイングするためにはこの位置が適度の位置になります。ただし、後ろに上げすぎると、腰に負担がきます。自分の年齢と相談しながら適切な位置にあげることが重要です。
④打点は低く
打点を低くすることで、下から上にスイングした時にしっかりこすり上げることが出来ます。
⑤スイング方向はベースラインに対して平行
順回転をしっかりかけるためには下から上のスイングを速く大きくすることが必要となります。真横(右側)にラケットを投げるようにして、リストの内転を使います。実際に放り投げてはいけません。
私のようなレベルでは、フラットでもたかだか150~160km程度しかスピードがでませんので、なるべくいろんな球種を混ぜたりコースをつくことでエースをとれないまでも、オープンスペースをつくるようにしてます。
試合の際、同じサーブばかりではいくら速くても(私のサーブはのろのろですが・・・)、何度も打てば、読まれてしまうので、緩急をつけたり、コースをつくことは非常に重要です。
比較的、打ちやすいスライスサーブとちがって、スピンサーブは、素人にハードルが高そうなイメージがありますが、慣れてしまうと結構簡単に打てます。
そんなスピンサーブのメリットとしては、
①順回転をかけるため、思い切りスイングすればするほど、フォルトの確率が低くなる。
②スイングスピードが速いほど、回転量が増えバウンド後跳ね上がり、相手にとっては、高い打点で打たざるをえず返しにくい。
③滞空時間が長いので、サーブアンドボレーに適している。があります。
逆にデメリットは、
①スイングスピードが遅いと、回転量が少なくなりあまり跳ね上がらないため、相手の打ち頃の球になってしまう。
②フラットサーブに比べるとスピードが多少遅いため、速いテンポで打ち返されやすい。
デメリットの①については、スピンサーブのデメリットというよりも、中途半端なスピンサーブのデメリットですね。
スピンサーブの打ち方のポイントは以下のとおり。
①コンチネンタルグリップ
どのサーブでもそうですが、コンチネンタルグリップにすることで、リストを自然に使え、内転が使えるため、よりスイングスピードが上がり、適度の打球面で打球出来ます。
②クローズドスタンス
スタンスはクローズドスタンスで横向きになることが重要です。スクエアスタンスだと体が開きやすくなり、スイングがネット方向にいってしまうため、スライスまたはフラットにあたりやすくなります。
③トスは頭の後ろ
スイングをベースラインに対して平行にし、下から上にスイングするためにはこの位置が適度の位置になります。ただし、後ろに上げすぎると、腰に負担がきます。自分の年齢と相談しながら適切な位置にあげることが重要です。
④打点は低く
打点を低くすることで、下から上にスイングした時にしっかりこすり上げることが出来ます。
⑤スイング方向はベースラインに対して平行
順回転をしっかりかけるためには下から上のスイングを速く大きくすることが必要となります。真横(右側)にラケットを投げるようにして、リストの内転を使います。実際に放り投げてはいけません。