2010年09月03日
ANU ZA Kabuki in Canberra
今日は、家族でオーストラリア国立大学(ANU)日本センター主催の「ANU ZA Kabuki2010」に行ってきました。Kabukiは当然ながら、日本の伝統文化である「歌舞伎」を意味します。元々歌舞伎のルーツは、出雲の阿国といわれているように女性が主流だったわけですが、江戸時代以降お色気交じりの歌舞伎踊りが風紀を乱すとして禁止され、女性役も男性が演じるようになりました。
ということで、本当の歌舞伎をやるなら男性だけということになるわけですが、ANUの「ZA Kabuki」は、そこにひねりをくわえ、男性の役を女性が、女性の役を男性が演じるもので、笑いあり、さらに笑いありという一風変わった仕上がりとなってます。そこに笑いを求めているということもあり、女性役は正直「きゃ~化け物!!」という感じですが、この歌舞伎自体元々ANUで日本語を学んでいる学生が日本語能力を披露する場として活用し、さらに一般市民に対して日本文化を広めるという働きを持っているので、まあそのあたりはご愛敬ということで。
さて、今回のお題は、「人情噺文七元結(にんじょうばなしぶんしちもっとい)」。あらすじは、腕の良い左官の棟梁の長兵衛は、博打にうつつを抜かし、今ではすっかり落ちぶれている。今日も賭場へ出かけ着物まではぎ取られて家に帰ってきたが、家の中は真っ暗闇。明かりも点けず、女房のお兼がひとり塞ぎ込んでいる。お兼は娘のお久が出かけたまま帰って来ないと話し、長兵衛の身持ち放埒に愛想を尽かし、お久が家を出ていったのだと愚痴るのであった。ここへ得意先である吉原の大籬、角海老の手代藤助がやって来る。藤助はお久が角海老に来ていると告げ、長兵衛と話をしたいという角海老の女房の言葉を伝える。これを聞いた長兵衛は、お兼の着物を剥ぎ取り藤助の羽織を借りて角海老へと向かうのであった。というもの。
ここで1幕が終了し15分の休憩となったわけですが、開始早々からのんちゃんが帰りたい帰りたいを連発し、結局ここであえなく退場してしまいました。今回このANU歌舞伎を見に来るのは3回目ですが、一番おもしろかっただけにとても残念です。。。
ということで、本当の歌舞伎をやるなら男性だけということになるわけですが、ANUの「ZA Kabuki」は、そこにひねりをくわえ、男性の役を女性が、女性の役を男性が演じるもので、笑いあり、さらに笑いありという一風変わった仕上がりとなってます。そこに笑いを求めているということもあり、女性役は正直「きゃ~化け物!!」という感じですが、この歌舞伎自体元々ANUで日本語を学んでいる学生が日本語能力を披露する場として活用し、さらに一般市民に対して日本文化を広めるという働きを持っているので、まあそのあたりはご愛敬ということで。
さて、今回のお題は、「人情噺文七元結(にんじょうばなしぶんしちもっとい)」。あらすじは、腕の良い左官の棟梁の長兵衛は、博打にうつつを抜かし、今ではすっかり落ちぶれている。今日も賭場へ出かけ着物まではぎ取られて家に帰ってきたが、家の中は真っ暗闇。明かりも点けず、女房のお兼がひとり塞ぎ込んでいる。お兼は娘のお久が出かけたまま帰って来ないと話し、長兵衛の身持ち放埒に愛想を尽かし、お久が家を出ていったのだと愚痴るのであった。ここへ得意先である吉原の大籬、角海老の手代藤助がやって来る。藤助はお久が角海老に来ていると告げ、長兵衛と話をしたいという角海老の女房の言葉を伝える。これを聞いた長兵衛は、お兼の着物を剥ぎ取り藤助の羽織を借りて角海老へと向かうのであった。というもの。
ここで1幕が終了し15分の休憩となったわけですが、開始早々からのんちゃんが帰りたい帰りたいを連発し、結局ここであえなく退場してしまいました。今回このANU歌舞伎を見に来るのは3回目ですが、一番おもしろかっただけにとても残念です。。。
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