2010年10月21日
円高、50円台までいくのか
ついに円が史上最高値に1円と迫る1ドル=80円80銭あたりまで上昇しました。日銀が、実質ゼロ金利政策を4年ぶりに復活させることを決めましたが、市場関係者からは、「米経済が回復しない限り円高は進み続ける」という声が上がっています。中には、1ドル=50円まで上昇するという専門家もいるようです。
ミスター円こと榊原英資氏あたりも、「『円高』といわれているが、むしろ『ドル安』。本来ならば、今の水準にもっと昔になっていてもおかしくなかった。ドル安というのは歴史の必然」といっているとか。
さすがに、1ドル=50円を予想する経済関係者は今のところほとんどいませんが、全体として円高傾向は進むと予想する人が多いようです。まあ、経済学なんて後付けの学問ですから、経済アナリストの予想なんぞあてにはなりませんが。
ところで、円高がこれ以上進んでいくとどうなるんでしょうかね。トヨタをはじめとする輸出産業への大打撃がとりざたれていますが、円高によって原材料の輸入価格が大幅に下がるので、短期的に大打撃をこうむった輸出産業もそこを乗り越えさえすれば、長期的には輸出製品の生産コストを抑えられるため円高を克服できる可能性があります。
また、円高還元として、今後輸入品のブランドものや高付加価値の商品が安くなるため、内需が拡大し、景気が回復する可能性もあるという人もいます。
円高も円安もいずれもメリット・デメリットがあるので需給バランスで徐々に動くのはいいと思いますが、現在のような急激な動きに対しては、やはり政府がなんらかの抑制をはたらかせるべきでしょう。
ミスター円こと榊原英資氏あたりも、「『円高』といわれているが、むしろ『ドル安』。本来ならば、今の水準にもっと昔になっていてもおかしくなかった。ドル安というのは歴史の必然」といっているとか。
さすがに、1ドル=50円を予想する経済関係者は今のところほとんどいませんが、全体として円高傾向は進むと予想する人が多いようです。まあ、経済学なんて後付けの学問ですから、経済アナリストの予想なんぞあてにはなりませんが。
ところで、円高がこれ以上進んでいくとどうなるんでしょうかね。トヨタをはじめとする輸出産業への大打撃がとりざたれていますが、円高によって原材料の輸入価格が大幅に下がるので、短期的に大打撃をこうむった輸出産業もそこを乗り越えさえすれば、長期的には輸出製品の生産コストを抑えられるため円高を克服できる可能性があります。
また、円高還元として、今後輸入品のブランドものや高付加価値の商品が安くなるため、内需が拡大し、景気が回復する可能性もあるという人もいます。
円高も円安もいずれもメリット・デメリットがあるので需給バランスで徐々に動くのはいいと思いますが、現在のような急激な動きに対しては、やはり政府がなんらかの抑制をはたらかせるべきでしょう。
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